Interview 水中撮影の達人 file 06 Richard Decker(写真家) シグマdpクアトロの性能引き出すアクアパッツァは私のマストアイテムです。

デジタル時代が到来。
試行錯誤の末、シグマを選択。

私は経験豊かなシニアダイバーです。 スキューバダイビングと水中撮影への愛を追求するためにニューヨークからハワイに引っ越しました。 撮影キャリアは陸上と水中、共に30年以上遡り、水中は1980年から撮っています。

私はプロのカメラマンではありませんが、カメラのテスターをしていました。積極的には作品を市場に出しませんが、長年にわたってかなりの量のプリントを販売してきました。 デジタル時代が到来した時、私は沢山の分析と実験を繰り返した後、自分用のデジタルカメラをシグマに決めました。

シグマの最新ラインであるクアトロは、同社の15年以上の研究と技術開発の最頂点です。 その3層のシリコンセンサーはシグマが開発して販売したデジタルカメラの中でも、最も映画のような映像を作り出し、より良い色と高解像度を提供します。

日本への旅。
そしてシグマdpクアトロを注文。

私はPMA 2010の展示会(フォトマーケティング協会、2012年からCES=コンシュマー・エレクトリック・ショーと合併)で、アクアパッツァの山本社長にお会いしました。 彼はDP1やSD14など初期のシグマカメラ専用水中ハウジングを見せてくれました。

カメラ・テスターの腕を見込まれて、私はシグマ用ハウジング のプロトタイプをテストする機会を得ました。最も私が感銘を受けたのは製品の品質、2重のOリング・シール、 コンパクトさ、秀逸なデザイン、そして操作性の素晴らしさでした。

私はアクアパッツァの初期ラインが好きでしたが、シグマの次世代機への対応、特にクアトロシリーズにいっそう興味を持っていました。それはsd クアトロ、コンパクトなdpシリーズ(0,1,2,3)です。

休暇に私は妻と一緒に日本の長崎から東京まで行きました。その途中、アクアパッツァを訪問しました。山本社長は私にdpクアトロシリーズ用水中ハウジングである、APSG-dpQを見せてくれました。私はサイズ、デザインと使い易さに非常に感銘を受け、すぐ一台注文しました。 私はいくつかのダイビングでAPSG-dpQを使用し、とても満足しています。ボタンは全て正確に動作し、簡単にカメラの機能を起動できて非常にスムーズです。ハウジングは軽量でコンパクトなのでビーチダイビングやボートからエントリーをする際の持ち運びに有利です。

ある水中フォトグラ・フィフォーラムで、私はSony 用のAquapazzaハウジングを使っている人に出会いました。彼はその性能に非常に満足していて、Sonyのデジカメを使う他のフォーラム・メンバーに勧めていました!

私の水中写真の関心は主にイルカ、エイ、鯨とサメのような、大きい水棲動物です。 これらの被写体は見つけることが難しく、なかなか出会えませんから、このタイプの写真撮影には忍耐が必要です。 私はハワイ島のコナ・コーストからボートエントリーします。このエリアにはエイ、イルカとサメ・・特にタイガーシャークが生息していて私を魅了します。

■Ikeliteのグリップとストロボを装着したAPSG-dp3Q

■PMA2010(アナハイム)で山本社長と初めて会う。

■タイガーシャーク

Richard Decker(写真家)

1979年以来水中で撮影している。シグマのデジタルカメラSD9を購入して以来、水中撮影用にシグマを使用している。1997年にハワイに引っ越し、コナ・アンダーウォーター・フォトグラフィック・ソサエティ(KUPS)の(元)社長となった。
Sausalito(California)Art Festival最初の優勝者。最初の全国コナ・クラシック水中コンテストや、 カヒル・シアター・モノクロ・アート・コンペで優勝した実績がある。